いしずえ

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(二 神社界の大改革・曽和義戌案)【続】

 これに比し日本の神道界は外来文明化の流動に押し流され、少しも自己自国の研究、神典教義に親しまさぬ程すぐれたものを持っているが、自国の思想・神道については全く自覚もしなければ表現もまた拙劣である。日本人は好んで仏教教義の深遠さを説き、儒教の優秀性、西洋科学の卓越性を称賛するが神道の方が仏教よりもはるかに優れた精神的原理を有し、儒教よりも内面的見解においてはるかに深遠であり、また西洋文明よりも一層、物質的進歩と精神的理想とを調和せしめる力を持っていることに気付いていない。もし日本人が神道を滞在意識的な直観をもって、而も同時に自覚して表現し分析しうるならば日本文化未だかつて多民族の企て及ばざりし高所に達するであろう』殊に原子科学の出現によって各宗教はいずれも欠陥及び矛盾を暴露しているにも拘らず独り神道は益々光を放っている。『日本人が自己の内なる独創力を発揮することなく徒に外来文化にとらわれるならば神道の創造的精神は硬化・埋没し、日本人は次第々々に無力になっていくであろう。なぜなら進歩は自己の発展・固有性の発揮を通じてのみ興るものである』とメーソンは述べている。

 天皇の本義「天津日嗣の皇統帝」であって中国の天子・天子様でもなければ西洋の民選の高弟(ケルゼン博士)-「国家の象徴、国民統合の象徴」でもない。これは本末転倒である。天皇の本義原則條件は「萬世一系の血統」と「天壊無窮の霊統」である。神道は教祖が創造せる宗教でなく宇宙理法(別天津神)を体現する宗道である。天皇神道を顕現すれば「祭政一致」となる。

 祭-道(神祗官)天神神祗の機能は神人一体となり、道をもって「治ろしめす」国民精神統一の宗旨国教を表現しているのである。倫理道徳道義、精神作用を司る。祭儀は威儀・禮儀・行儀・作法・躾の基本である。

 政-力(太政官)太政官の機能は「頷く力」をもって支配征服統一し権力武力財力を用いて政府議会を運営する。政治を司る。

 憲法とは国家の基本という語であって、固有性の別名に他ならない。要するに根源を明らかにする。憲法は自国民が制定すべきものである。

 国家統治の最高権力機関は政府であって議会はその手段様式に他ならない。

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  1. 2012/09/01(土) 10:09:53|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(二 神社界の大改革・曽和義戌案:神宮神社大改革)

神祗院(枢密院)の機能

 神宮神社の運営、神道・神宮神社を社格としての位と建築物に固定しているがこれは生命作用のない原始宗教と化する。今後は神典教義を生命とし天皇は国家中心であると明らかにせねばならない。

 祭政一致の原則に基づき神社には必ず神主を配置し神典教義と経営独立採算できるよう機構を確立する。

 ユダヤ教キリスト教、イスラム教、仏教等の運営経営は次の通りである。

 1.キリスト教は毎週教会集会献金

 2.イスラム教は年間収入の30分の1献金

 3.仏教は戒名、過去帳に年忌供養墓地の費

 日本は祭政一致の原理に基づき精神訓練に重点をおき新設神祗院(枢密院)は伊勢神宮大麻(氏族制度国民精神統一のための)の頒布普及、市町村役場を通じて国内各戸(マンション・アパート)全面的実施する。

 氏神全国8万神社は伊勢神宮に準じて徴収し祭儀教育に力をそそぐ。

 神宮神社の総本宮は伊勢神宮であり、これを統轄する神祗院は神社の分立する事を許さない。神道は祭政一致が固有性であり国是である。

 日本は世界諸国の宗教修行鍛錬とくらべ不徹底であり、宗道(宗教)教育にもっと力を注がねばならない。

 明治以来の皇族は軍人となった。

 今後皇族は神宮の神主又は兼務となり神道の先達者となるべきである。

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  1. 2012/09/02(日) 18:08:25|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(三 神道教典覚書)

 1.神道は宗道であって宗教ではない。

 宗教Religionという語は、明治8年外交文書の中に初めて出て来たものであって、日本では外来の仏教・儒教を、仏の道・天の道として、教義そのものより、倫理的行為及び型(形式)が重んぜられ尊ばれていた。「神道は言挙げせず」の国柄がそうさせたものと思われる。中国の儒教も厳密なる意味に於いて宗教ではなく、倫理的政治又は為政的倫理というべき性格のものである。神道もやはり道を尊び実践行動を重んじたものであって、マホメット教・キリスト教・ユダヤ教の如く教義を万能とする宗教とはその本質が異なるものである。

 宗教が教義(Religion)を本質とするなら神道・宗道(大自然の理法・great natural law)は機能の発揮をもって本質とするものである。ここに宗道神道の「言挙げせず」の意味が秘められ匿くされているのである。実践と理想の実現を本領とする宗道神ながらの道は、天皇が国家国民の中心となって垂範・天津日嗣・天津穂嗣の大業を現人神となって、祭政一致の責務を遂行されて来た。天皇が天孫降臨以来人間教典となって高天原の神々の生活を地上に移し、実現するものである。国民は各自の職能及び立場に於いてこれを翼賛し奉り伝道宣布し且つ救世済民に当るべきものである。

 また宗教は個人救済であるが、宗道(神道)は個人救済もさることながら、祖先崇拝を通じて家族を単位とする国家(救世済民)の統治が基本目的となっているのである。

 特に他宗を排斥し排撃する宗教では、人類の窮極目的である「世界平和」「人類統一」は絶対実現できない。国際的武力の戦争を根絶するものは、宗道(祭政一致)に基づく政・法則以外にはあり得ない。

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  1. 2012/09/03(月) 11:38:02|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(三 神道教典覚書)【続】

 2.神道は統体神教であって多神教ではない。

 宗教には一神教・多数教・汎神教があって、それぞれ特質を発揮しているが、世界三大宗教及び高等宗教といわれるのは、ユダヤ教・キリスト教・マホメット教は一神教であり、仏教は汎神教である。多神教は原始宗教若しくは低級下等宗教とされている。

 神道は既成宗教の概念に属しない宗道であって、天津神、国津神、八百万神を宇宙主宰の中心に位する天御中心神が統合し統轄する統体神教である。屢々多神教と混同され取扱うものが居るが、似て非なるものであって、多神教は信仰対象がそれぞれ独立しているが、神道は、神々悉く天御中主神(天照大御神・天皇)に統一されている。

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  1. 2012/09/04(火) 16:08:47|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(三 神道教典覚書)【続】

 3.神道の特質は「真中を立て分を明らかにして産霊ぶ」にある。

 仏教は慈悲、キリスト教は愛、マホメット教は神従を本質としているが、神道は先づ中心を打ち立て、各自の分・役割・機能・分限を明らかにし、均衡を計り調和統一(産霊)する。

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  1. 2012/09/04(火) 16:30:19|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(三 神道教典覚書)【続】

 4.我が国の礎は「神道・天皇・神社・家」である。

 古代に於いて外来の儒仏文化を模倣し、近代に至ってキリスト教及び西洋文明を模倣して来たため、西欧化が進むにつれ、次第に自国の本質が薄れ、主体性、自主性が乏しくなり、神道も形式化し、天皇も「国民統合の象徴いわゆる民選のカイザー即ち大統領」と化し、神社は俗化し単なる習俗となり、都会の家には祖先を祀る神霊舎なく家族の合宿所となっている。国の本質大本根源を明らかにし打ち立てなければ、すべてが枝葉末梢化し、生命力を失って滅亡する事となる。家には自家用神社(みたまや神霊舎-神棚)を祀り朝夕拝礼し、祖霊の照覧の下、精神魂を修練する場(道場)で、単なる家族の合宿所ではない。

 天皇すめらみことは、大御心を民に知らしめる。民は天皇に民心を知らしめる。

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  1. 2012/09/04(火) 16:42:51|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(三 神道教典覚書)【続】

 5.神道は言挙げせぬ事をもって原則とするも、神道を知るには国学を学ぶ外方法はない。

   国学とは、古典、古事記、日本書紀、万葉集、器教、行事等をいう。

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  1. 2012/09/05(水) 13:45:19|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(三 神道教典覚書)【続】

 6.日本民族の理想は、高天原の神々の生活を地上に移し、実現を計る天皇中心の宮廷生活にある。

 天皇は民族の理想を実現する中心であり、垂範者である。現人神天皇は、神の如く無私無欲無我であって、我意我見なく、恰も太陽の如く黙々万民に恩恵(光と熱・律)を光披し、万邦兆民はもとより万物万象を生成化育する統率者である。

 この人間的美徳及び質素、質美、剛健、奉仕、献身の宮廷生活を日本民族は美の権化として仰ぎ、憧れ、慕しみ、顕現し、親子夫婦の道、人倫の常径として子々孫々国の道統であるとして来た。これが西欧化、国際化が進むに従って汚れ穢れ乱れ、精神と魂は垢と錆で濁っている。

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  1. 2012/09/05(水) 14:04:20|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(三 神道教典覚書)【続】

 7.神道の神は他宗派の神と異なり、人格神でなく自然神である。

 古事記、日本書紀、古典文献に見られる神々は悉く事物の機能・作用・エネルギーを現わしていて、我意我見の意識を有する人格神の類ではない。

 これが宗道と宗教の別れる大きな点である。

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  1. 2012/09/05(水) 14:14:46|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(三 神道教典覚書)【続】

 8.伊勢神宮に内宮と外宮がある。他宗教には内宮(主神・祖神)はあるが、外宮はない。外宮の祭神豊受大神は生命の糧(稲・いのちの根・生活資糧-経済)である。高天原の神々の生活そのまま現世に実現する祭行が大嘗祭であり、新嘗祭である。この営があることによって神世と人世、高天原と中つ国、心身霊肉が結ばれるのである。教典によって教え導くだけでなく、天皇が生ける聖典となって、高天原の神々の生活を実現する範を示したところに外宮の意義があり、宗道の宗道たる所以があるのである。宗教に教典はあるが息吹の外宮作用がない。

 神道は高天原の神々と共に生きている。太陽と同じく最も旧くして最も新しい道である。故に神道は他宗教にある気(教典・バイブル・コーラン)のみでなく息吹があるのである。これが神道の一大特質である。

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  1. 2012/09/06(木) 09:58:29|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(三 神道教典覚書)【続】

 9.神道は宇宙自然の法則と生命の作用を人間の行為とする道である。

 宗教は教祖が考え出し創り出した神と教典によって救世済民に当るが、神道は実在する神の働き(法則・生命作用)を実現してゆくものである。

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  1. 2012/09/06(木) 14:18:03|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(三 神道教典覚書)【続】

 10.宗道神道は宇宙の理法を基本とし、宗教は生命の本性を基本とする。

 生命は親にして、本性(理性感性悟性)と本能は子である。

 子は親によって生み出されたものである。

 宇宙の理法は人間の本能本性を超越する自然生成の法則である。

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  1. 2012/09/06(木) 14:35:10|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(四 明治維新百年大祭大会)

 明治維新100年大祭大会は盛大に行われ明治神宮伊達宮司はわがことのように喜ばれていた。

 この大祭大会は各方面の注目を集め、

 明治100年ばやりだが「明治維新百年全国大会」の名目で、10万人大動員を試みたのが「國乃礎会」。参加者は全国の神社代表だが、この会長の戸松慶議氏(56)、凡人の尺度では測り知ることができない人物らしいのである。

 と産経新聞社発行の週刊サンケイ11月25日号に以下の記事が掲載された。

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  1. 2012/09/06(木) 14:47:56|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(四 明治維新百年大祭大会:明治維新百年大祭国乃礎全国大会)

 日 時:昭和43年10月22日

 場 所:明治神宮 国民大祭 拝殿 国民大会 宝物殿前広場(外)

 参列者:全国神社関係者代表 10万人

 御台臨:高松宮殿下 昭和天皇の学習院同級の松平康昌代理出席 
       調査依頼

 来 賓:政界(内閣総理大臣・各閣僚・国会議員)代表70人 
      財界代表30人 学界代表

大会に於いて高松宮殿下は15分間の講演の中「国民全戸国乃礎」組織し国家の立直しを実現して下され度い。と祝辞を述べられた。

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  1. 2012/09/07(金) 13:28:24|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(四 明治維新百年大祭大会:明治維新百年大祭国乃礎全国大会)【続】

 *国乃礎歌

      天地の肇 成りたてる 久遠の法則を 道として-

 秋も深い明治神宮の森に、こんな歌声がコダマしたのだから驚いたのは、参拝者だけではない。軍艦マーチを流しながら、町を走る右翼団体と勘違い、新興宗教が、神社で大会を開くのは解せぬと、いぶかしげな顔をする人さえあった。中央の貴賓席には高松宮さまのお顔さえ見えるとあって、何ごとが始まったかと、立ち止まってながめるヤジウマも出るという始末。

 参集者の顔ぶれは、神社総代国乃礎会員なのである。

 全国には約8万の神社があるが、1神社から氏子が1人ずつ集まっても8万人になる。そこで10万人動員という数が出たのである。が、この日は10月22日、反戦デーの翌日。新宿駅騒動の余波で、国電も午前中ストップした。おかげで都内の神社代表の集りは悪かったが、山手線、中央線などは利用しない地方代表がバスで続々と到着、約4万人の集会となった。

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  1. 2012/09/07(金) 17:30:51|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(四 明治維新百年大祭大会:明治維新百年大祭国乃礎全国大会)【続】

 この主催者、つまり「国乃礎会」戸松慶議会長は、俳優の織田政雄そっくり。本部は東京都千代田区富士見町2の6の9、エレベーターもない古びたビルの一室にある。

 「国乃礎とは、神道を国乃礎として、神社の近代化を図り、神道の理念教理をもって、世を救い人を救う一大国民運動なのです。どこの国でも、国家宗教は一つあります。欧米はキリスト教、中近東がマホメット教、アジアには仏教があります。宗教のない国では共産主義イデオロギーが統一している。日本民族の本質はいうまでもなく、民族独自の〝神道〟なのです。国乃礎はだから神道の教えをあまねく伝道宣布し、神社を神道の修練道場として、人間改造、社会改革、国家革新を実現しようとする、いわば民族精神を統一する国民運動なのです」

 と熱っぽく語りだす。

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  1. 2012/09/07(金) 18:00:23|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(四 明治維新百年大祭大会:明治維新百年大祭国乃礎全国大会)【続】

 神社というと右翼の感じがするが、この戸松会長の略歴を追ってみると、出身は右翼どころか、レッキとした左翼活動をしていた時期があった。昭和10年頃の話である。当時のことを戸松さんは、

 「若い時代は生存競争と自由主義を基本とする資本主義を打倒しなければ日本の発展繁栄はないと考えていました。経済の根本は資源、資本、労働、企業。そのうち一番重要な資源が日本にはありません。資源国家でない日本で共産主義的イデオロギーをとったとすれば、国際的に食ってはいけません」

 と、その転向を理由づける。

 早稲田大学で政経を学び後、満鉄にはいり、続いて陸軍省に移り中国に渡った。ここで当時、日本の占領政策を勉強しているうちに、古事記をひもといた。つまり、現在の民族運動として神道とのつながりがこの時期に芽生えたのだという。

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  1. 2012/09/08(土) 09:38:36|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(四 明治維新百年大祭大会:明治維新百年大祭国乃礎全国大会)【続】

 太平洋戦争はなやかりしころ、南京政府行政院長周仏海と「日中事変解決方案」を合作、中国派遣軍司令官及び関東軍司令官朝鮮軍司令官を説得しまわった。而し東条内閣憲兵に反戦主義者として投獄されるかわりに、ビルマの最前線に追っ払われた。

 「幸いに故国に帰る日あらば、この指導原理と方策をもって国家再建に当る。もし、戦場に倒れる事があるならば、これを同志に遺言とする!!と、戦陣の間に生存法則論(千数百枚に及ぶ)を書き続けました。それがやっと昭和27年になって本にして出版できた」

 戦後、アメリカの占領政策に対し、無賠償、最低7個師団の存置、食糧300万トン即事放出を要求して21日間、数寄屋橋で断食、嘆願運動をした。

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  1. 2012/09/08(土) 18:03:42|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(四 明治維新百年大祭大会:明治維新百年大祭国乃礎全国大会)【続】

 奥さんの戸松登志子さんも、当時のことを「永遠の道」のなかで、こう書いている。

 -母は折あるごとに私に愚痴った。

 「天皇陛下でさえ、マッカーサーに下手にでておられるのに、どうして青二才の分際でマッカーサーに直接談判などしたのだろう。これからまた、何をやり出すことやら…とにかく、やる事なす事はらはらさせられる。今にきっと司令部から睨まれるようになるよ。そしたら(兄)大学教授の肇まで迷惑する。もう少し大人しくしているように、お前から忠告したらどうなの」(中略)

 戸松さんの意見に動かされた外国人はマッカーサーだけではない。

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  1. 2012/09/09(日) 12:54:55|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(四 明治維新百年大祭大会:明治維新百年大祭国乃礎全国大会)【続】

 35年、世界一周をしたときには、全米48ヵ所で世界平和の原理を講演、国務省から推薦されてカンサスで開催された全米反共共闘会議に「日本共産党活動」について講演を依頼されアジア代表として大演説、戸松さんの意見を聞いた現大統領ジョンソン(当時は副大統領で選挙中)は、秘書ベール・ギボンを通じて反対党の共和党政策審議会に戸松さんを紹介、そこで意見の交換をしたという。

 書簡の往復といえば、ジョンソン現大統領、故ケネディ大統領をはじめ、フーバー元大統領、ニクソン次期大統領と、大統領と名のつく人がずらり。さらにロックフェラー、アレン・ダレス……と高名な人からの返書が束になってある。

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  1. 2012/09/09(日) 17:56:16|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(四 明治維新百年大祭大会:明治維新百年大祭国乃礎全国大会)【続】

 こう書いてくると、ちょっと信じがたい向きもあるだろうが、「国乃礎」名誉会長でもある元外務大臣参議院議長・佐藤尚武氏によると、

 「私もかねがね考えていた思想と、戸松君の思想とがまったく同感に思えましてね、それでは微力ながらお力ぞえをしようと考えたわけですよ。日本では、亡くなられた吉田(茂)さんや、池田(勇人)さんとも交友はあったでしょうね。アメリカでもかなり大勢の人と意見の交換をしていられるようです。私も紹介状を書いてあげた事もあります」

 けっしてウソ偽りではないのである。凡人にはよくわからないが、戸松さんには、とにかく、偉い人をひきつける魅力があるらしい。

 戦後、住む家もなく、東京・池袋の駅前に建てられた宣伝用の見本住宅に寝泊まりしていたのを、救いの手を差しのべてくれたのが、副総理もした事がある故緒方竹虎氏。収入の道をひらくため木炭搬入許可証をくれたのである。

 次々と一般の共鳴者が増し、資金繰りも少しずつ都合ができるようになった。と同時に、組織しやすいところから、神社に着眼、さっそく全国の神社を飛び回って歩いた。

 政界、財界にも渡りをつけ、ついには吉田茂元首相との交友までひろげたという事になる。

 その資本といえば思想だけ。やはり、偉人というべきだろうか。

 昭和36年から43年迄の講演の演題は欧米諸国に用いた「世界に現存する五大文化思想-ヒューマニズム、ユダヤ教・キリスト教・マホメット教・仏教・儒教・神道」であった。

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  1. 2012/09/10(月) 09:59:49|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第四 日本全国各県遊説-神道改革運動(四 明治維新百年大祭大会:高松宮殿下御言葉)

 今日はこの菊の花のふくいくと薫るところの明治神宮の神域におきまして、明治維新百年大祭並に明治維新百年國乃礎大会に出席いたされました大勢の代表の方々に対しまして、所懐の一端を申し述べ、あわせて本会の一団の充実と飛躍を期待いたすものでございます。

 明治維新百年を迎えまして政府をはじめ民間の諸団体におきましては、色々とこれを記念する計画が実行されておりますことは、まことに御同慶にたえないと存ずるのであります。

 歴史はいつも我々人生の鑑でございます。祖先の心構えや業績はその善しにつけ悪しきにつけまして、今日の又今後の私達の指針となるものであります。

 明治維新百年の記念行事を営むほんとうの心は、維新回天の大きな業に対しまして率先参加された先覚の方々の、またそれを含めまして全国の国民が、過ぐる百年の間歩んできたみんなの心がまえと業績を正しく受けとめまして、今後の日本の国の不断の発展を考え、これに資するために、そうして世界人類の平和の理想に役立つように心がけ、私たちが自覚を新たにして決意して行動することにあると思います。

 歴史は人の動き、人の力でつくられるものであります。明治維新は世界の情勢を広く誤らず見通した先人の高邁な見識と不退転の努力のたまものであると信ずるものでございます。今日原子力が開発され、あるいは月旅行ということも夢物語りでなくなったのでありますが、世界の情勢はご承知のように、百年の前とは決して同じではございません。しかしご承知の天壌無窮の神勅をかこんで諸国悠久の弥栄えを願い、人類永遠の幸福を熱願するところの一億国民の総意というものは確固不変でございましょう。

 明治天皇の御製に「千早振る神の開きし道をまた開くは人の力なりけり」とそういうお言葉を思いまして、これを皆さま方心のうちに秘められまして、参集の諸氏は、使命の大きな重さを痛感せられ、國乃礎の先達としての心がけを以て活動され、すべての国民一人一人みんなが、この運動に参加できるように、手本として垂範をいたす真心を尽していただきたいということを祈念いたしまして、私のあいさつにいたす次第でございます。

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  1. 2012/09/11(火) 00:00:00|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第五 日本思想理念(一 法律は倫理に支えられて自律する)

 近代国家は立法司法行政の三権分立法律制度によって社会秩序が維持されている。而し人心が荒廃し、社会が乱れ荒れ腐れ崩れ汚れ、司法界の「判事・検事・弁護士・警察」が荒され、行政界の「政治、官僚」企業会社は脱税、買収、悪債権の氾濫、一般国民は不況と恐慌に火附・強盗・泥棒・ギャング・他殺・自殺・社業倒産・犯罪洪水に見舞われ乱世となって国の掟法律制度防止困難となっている時、更に司法制度を強化し出血治療にかかる。しかし犯罪と暴力は更に拡大増大して行く。ますます混乱する事になる。

 法律というものは倫理道徳に支えられて初めて自立できるものであって、倫理道徳のない社会には最早法律機能は役立たない。

 ここに革命という法律に代る力の支配がおこる。ロシアに共産革命おこりスターリンは地球の半分に勢力を張った。戦後の日本はこの勢力に見舞われた。而し力には限度がありロシア革命勢力は70年にして崩壊した。

 日本共産党、社会党、総評の左翼勢力の全学連、核マル、赤軍は革命に全力を注ぎ岸内閣はこの革命勢力に包囲されたがアメリカの武力がこれを抑え、安保条約を成立せしめた。

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  1. 2012/09/12(水) 09:01:56|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第五 日本思想理念(一 法律は倫理に支えられて自律する)【続】

 その後、ソ連共産勢力が瓦解するに従って日本の共産革命勢力は衰退し消沈した。今後これに代って興って来たのが「カリスマ」宗教勢力である。伊勢神宮の国民精神統一(氏族制度統一)のための大麻(神社)否認をもって成立して、二代戸田城聖会長の創価学会は、三代会長の池田大作に至り「公明党」を結成し、戦時中700万を組織した大本教に匹敵する大組織を結成し国会に乗出して来た。創価学会は伊勢神宮の国民精神統一(氏族制度)に離反し大麻頒布に反対する限り国民精神統一に反する勢力として取扱われるべき性格である。これに対抗して出現したのが麻原彰晃(松本智津夫)のオウム真理教の革命部隊である。ロシアソ連より武器を輸入し、殺人剤サリン剤を仕入れ創価学会に敵対した革命集団が現れ大恐威を発動している。八王子の創価学会大会に皆殺のサリン計画をしかけたが失敗した。地下鉄での実験では5千人を殺傷している。

 これに次ぐ無恥狡猾無類のニューヨークに本拠を置く朝鮮人文鮮明の「統一キリスト教会」の集団結婚を売物にする宗教団体である。東西南北より信者の数百万を集め神の名をもって騙し詐欺漢文鮮明は宗教神の名をもって日本を結婚市場にしている。

 これに継いで「幸福の科学」の名の本に仏教を武器として言論を駆使し数百万の著書をもって若き男女青年を引張込んでいる。

 政治革命にしても宗教革命にしても絶対必要なのは「カリスマ」である。人間の生活行動様式というものは習慣性が強くあまり変化するものでないが、革命的行動はカリスマ的作用をもって生活転換を計ることによって、善化悪化に拘らず人を騙す方法を持って組織化するものである。

 宗教というものは神信仰により自己確立するものである。騙すことも騙されることも共に心を不動にすることを信仰という。日本に宗教団体18万あり、この宗教のやっていることは全く出鱈目であるが信者は教祖が超能力を持っているカリスマであると信じているから彼等の行動に法律では手が届かない、司法は傍観の状態である。どうして大衆が全く不可解なカルト教団に群がるのか、それはカルト教団の行動様式がそうさせるのである。これは精神病というアノミー現象(連帯性・規律性・秩序性の崩壊)がそうさせるのである。精神病は心の病であり、倫理道徳上の崩壊である。文化思想の歪みが頭脳機能を阻害し狂わせる。現代社会の崩壊現象は近代西洋文明思想の末梢化から発生しているのである。

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  1. 2012/09/13(木) 10:15:28|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第五 日本思想理念(二 東洋・西洋・日本の相違性)

 西洋は物質文明であり、東洋は精神文化である。

 西洋の本質―「我・知・欲」遊牧民―自然征服―遠心力・陽・+分析批判―哲学科学学問知識「眞善美」の眞

 東洋の本質―「没我・信仰・禁欲」農耕民―自然服従―求心力・陰-統合統一―宗教道徳―信仰行動「眞善美」の善

 日本は宇宙理法を中心として自分の分限を明らかにして産霊(結合・開発・生育・創造・倫理・昇化・発動・開化)眞善美」の美

 日本は国譲りに際し、国家の統治は頷くのみでは治るものではない。治らしめす教化指導説得(治)を先にせねばならぬと伝え、道をもって力を行使すべきであると納得せしめ天孫降臨せしめた即ち神道(中心を立て分を明らかにしてむすぶ)の原理を示した。奉還の原理はこれから出ているのである。

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  1. 2012/09/14(金) 01:57:33|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第五 日本思想理念(三 日本文化思想の本質)

 日本思想神道は、神典特に古事記に基本根源が説述されている。一般宗教の教祖に値するのは「別天津神」天御中主神・高御産霊神・神産霊神・宇麻志阿斯訶備比古遅神・天常立神五柱である。

 別天津神は宇宙構成の理法であって無始無終の自然作用である。

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  1. 2012/09/15(土) 19:07:50|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第五 日本思想理念(三 日本文化思想の本質)【続】

 天御中主神

 宇宙万象ありとあらゆるものには中心がある。

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  1. 2012/09/16(日) 19:18:33|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第五 日本思想理念(三 日本文化思想の本質)【続】

 宇宙万物万象を悉く統べ掌り自転公転せしめ一瞬と雖もとどまることなく運行せしめ、地球は1日1回自転し昼夜と時間をつくり1年365日に1回太陽を公転して四季春夏秋冬を生じ、光熱をもって植物動物人間を生み育て養い、氷河期の地球を解かして海(産む)生命を産み、海より陸地にあがって植物を育て、後植物を喰って動物を養いやがて人が地球の主催者として現れた。

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  1. 2012/09/17(月) 17:00:48|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第五 日本思想理念(三 日本文化思想の本質)【続】

 宇宙万物万象を統べ掌る絶対唯一の中心根源の神。森羅万象にはすべて中心があり、中心が延長し分派して全部を成すものである。この中心が定まれば自ら陽作用の高御産霊神と陰作用の神産霊神が相対的むすびの働きを伴って造化の機能を発揮する。萬物萬象事物は中心が定まれば必然的にむすびの相対的機能作用がおこるものである。中心が立てば自ら東西南北・陰陽・上下・前後・左右・善悪・正邪・眞偽・美醜が定まる。中心は森羅萬象萬物一切の基礎土台である。

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  1. 2012/09/18(火) 10:25:07|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著

第五 日本思想理念(三 日本文化思想の本質)【続】

 万物万象には中心がある。中心のあるところには必ず成分(産霊)がある。中心と成分があって事物は成立するものであり、中心がなければ構成要素が揃っても一体者として事物は形成し得ない。

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  1. 2012/09/18(火) 15:30:00|
  2. 遺言状(救國法典) 戸松慶議著
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